NHK『クローズアップ現代』(2012年)の「35才で卵子が老化する」という報道をきっかけに、33才が婚活女性のボーダーライン、と指摘する声がある。
結婚相談所で33才と年齢制限を設けているわけではないが、子供がほしい男性やその親が34才以下の女性を求める傾向にあるからだとか。
そんなボーダーラインは政治の世界にもある。2年前、安倍首相が新しい政策として「1億総活躍社会」を掲げたが、それを支える国家公務員になるためには、受験年齢に制限がある。
就職する4月1日時点の年齢が30才以下であることが条件だ(一部除く)。国会議員と政策担当秘書は合格時に64才以下であることが条件だが、“総活躍”を謳うわりに、お膝元の門戸は狭い?
なお、地方公務員は上限年齢が緩む傾向にあり、社会人経験者採用枠(59才まで受験可能)への応募が急増しているという。
はたまたこんな世界にもボーダーラインも。クラブかキャバクラか、都心か地方かなどでも違いはあるが、概ね30才で引退を考える女性が多いという。
「ホステスは25才で“お姉さん”と呼ばれ、30才でお局。35才になったら妖怪の域。私は30才で結婚したかったけど、なんとなくずるずると続け、35才の時、独立しました。ママとしては若かったので手のひらを返すようにちやほやされました(笑い)」(43才・銀座クラブママ)
さらに、いわゆるアイドルの上限は何才なのか調査したところ、アイドルと呼んで違和感がない上限は、およそ26.5才だという(インターネットリサーチ『簡単アンケート』)。
ちなみにAKB48のAチームの平均は20.69才(2017年7月時点)。モーニング娘。は17.93才(2017年7月時点)。なんとも若い!
※女性セブン2017年8月3日号