別れた相手が腹いせに、交際時のプライベートや性的な画像、動画を公開する「リベンジポルノ」が深刻な社会問題になっている。昨年、警察に寄せられた相談件数は1063件にのぼり、そのうちの9割が女性だという。今回の騒動もまた、被害者が絶句し涙するリベンジポルノではないのか──。
トレードマークの長い黒髪の女性に男性が寄り添う。展望台らしきところでの熱いキス。露天風呂でのふたりきりの入浴…7月末発売の実話誌に3枚の衝撃的な写真が掲載された。記事によると、持ち込まれた写真は計3枚あるという。
「いずれもラブラブなツーショット写真で、恋人同士の間柄だったのに間違いないでしょう。自撮りやタイマーで撮影されたものばかり。掲載された写真がいちばん過激だそうで、ほかにも旅行の記念写真やベッド上で胸元をシーツで隠したツーショットなどがあるそうです」(芸能関係者)
女性は誰もが知る人気タレントで、相手の男性はスポーツ選手だという。一部夕刊紙にも、ふたりがバスローブ姿で寄り添う別カットが掲載され、波紋は広がっている。
「写真は6年ほど前に撮影されたものだそうで、男性側の関係者が持ち込んだようです。自慢して見せびらかしていたようですから…。ふたりの“脇の甘さ”がマズいですが、お金欲しさに売ったんだとしたら許せません」(前出・芸能関係者)
実際、持ち込んだ人もリベンジポルノの罪に問われるケースもある。
「写真の男性に好意を持っている女性が携帯の写真を覗き見て、嫉妬から持ち込んだ可能性も指摘されています。リベンジポルノ防止法では、公表させる目的で私的な性的画像を提供した人も罪に問われ、1年以下の懲役または30万円以下の罰金を支払わなければならない可能性があります。掲載した側はより重い罪に問われる可能性も。今回の件も悪質なリベンジポルノといえると思います」(社会部記者)
とにかく、そんな写真は絶対に撮ってはいけないということだ。
※女性セブン2017年8月17日号