プリンセスの結婚に、いくつもの壁が立ちはだかるのは物語の話とは限らない。7月8日に予定されていた秋篠宮家の長女・眞子内親王(25)と小室圭さん(25)の婚約内定会見が、直前に発生した九州北部豪雨の影響で延期。2人が公の場に初めて揃う会見は、11月までズレ込む可能性が取り沙汰されている。皇室ジャーナリストが言う。
「婚約会見といっても、芸能人のそれとは全く違う。会見当日は天皇陛下が結婚を許可する『裁可』をされ、宮内庁長官による内定発表、そして会見という順序となる。準備を含めてやることが多いのです。しかし、8月は原爆の日や全国戦没者追悼式などに両陛下が出席されるなどご多忙。9月は佳子さまの留学、紀子さま、悠仁さまのお誕生日、秋篠宮ご夫妻は9月下旬から10月上旬まで南米へ……と予定が詰まっている」
会見延期には別の理由もあるといわれる。
「一連の小室さんのプライベートに関する報道のなかで、宮内庁側も知らない情報があったそうです。宮内庁サイドが“再調査”に乗り出したことも、会見の大幅延期に関係があると囁かれています。
最近、小室さんは毎週のように秋篠宮邸を訪れ、皇族の夫に相応しい人物になるための“教育”を受けているようです。小室さんは社会経験に乏しくまだ若い。眞子さまのフィアンセとして相応しい振る舞いを身につける時間を確保するためにも、会見は先延ばししたいというのが宮内庁側の考えかもしれません」(同前)
会見の日程について宮内庁は、「まだ決まっておりません」(総務課報道室)というのみだった。次に小室さんが国民の前に現われる頃、「海の王子」ではなく本物の“プリンス”に近づいているか。
※週刊ポスト2017年8月18・25日号