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高橋一生 大河の現場で「死んでも悔いはないくらい幸せ」

高橋一生が大河を語る

 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、井伊家の家老として、嫌われることさえもいとわず奔走してきた小野政次を演じた高橋一生(36才)。約10か月に及ぶ撮影を終えたばかりの高橋一生が、 とどまることのない“政次への愛”を、率直に語ってくれた。

「最後の撮影をした日の夜、政次のことをずっと考えながらお風呂に入っていました。終わったんだな…と、寂しさがとても込みあげてきてしまったんです」

 約10か月、政次として過ごしてきたからこそ、すぐには終わった感覚がもてないと言う姿は、寂しさがにじみ出ていた。

「自分と政次をなかなか分離できなくなるくらい役と添えることができたので、政次と離れがたくて…。最後のシーンに近づくほど、彼と同一化していくような感覚でした。お芝居をしながら“今が最高だ”と思う瞬間が、“直虎”の現場では何回もあったんです。それこそ、死んでも悔いはないと思えるくらい幸福な瞬間で、俳優をやっていてよかった…と思いました」

 撮影をすべて終えた時、意外なサプライズがあったとか。

「直虎さんが駆け寄ってきて、ぼくの胸に飛び込んだ! と思ったら、美術の男性スタッフが扮装していたんです(笑い)」

 茶目っ気たっぷりに笑った。

【高橋一生の好きなモノ15】

1.好きな『直虎』のシーン
…直虎、直親と3人で井戸端にいるシーン

2.好きな香り
…白檀

3.好きな言葉
…無作為

4.好きな色
…濃紺

5.好きな季節
…秋

6.好きな時間帯
…夜の11時

7.好きな作家
…上田岳弘さん

8.好きなお弁当のおかず
…ウインナ

9.好きなスポーツ
…バスケットボール

10.好きな教科
…理科

11.好きな女性の仕草
…うつむいているところ

12.好きな女性のタイプ
…きれいよりかわいい人

13.女性に作ってもらいたい好きな料理
…肉じゃが

14.好きな人に言われたらうれしい言葉
…そのままで大丈夫

15.好きな女性のファッション
…デニム

撮影/三宅祐介

※女性セブン2017年8月24・31日号

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