冷蔵・冷凍保存の裏ワザをご紹介。ほんのひと手間で食材のロスをゼロにする。「キッチンペーパーにくるむ」「保存袋に入れる」「水を入れた保存容器に浸す」。これだけの“手間”で、食材がいつもの倍近く長持ちするとしたら…。今日から試さない手はない!
<野菜>
ピーマンやパプリカ、ゴーヤー、かぼちゃなど、種とわたが取れるものは取り、適当な大きさにカットしたら、切り口にキッチンペーパーをかぶせて保存袋に入れるか、ラップで包む。保存は野菜室で。
冷凍する場合は、種とわたを取ってから使いやすい大きさに切り、保存袋に入れて空気を抜いて閉じる。ゴーヤーは薄切りにして1分ほど水にさらし、水分をしっかり拭いてから保存袋に入れる。
傷みやすいもやしは、保存容器に移し、たっぷり水を入れ、冷蔵室へ。2日に1回水を換える。みょうが、豆苗、セロリも同じ方法でいいが、水の取り換えは3~4日に1回でOK。
もやしを冷凍する場合は、未開封のものは包装された袋のまま保存袋に入れて冷凍。使いかけの場合は、洗ってから水分を拭き、保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍室に。
【野菜室 保存の目安】
ゴーヤーは約5日。ピーマン、パプリカ、かぼちゃは約7日。もやし、セロリ、豆苗は8~10日、みょうがは約14日。
【冷凍室 保存の目安】
ピーマン、パプリカ、かぼちゃ、ゴーヤーともに約1か月。もやしは2~3週間、みょうが、豆苗、セロリは用途別に切って保存袋に入れ約1か月。
<きのこ類>
水分に弱いため、洗わないなどの湿気対策が重要。しめじやえのきたけは、石づきや根元を残したまま、乾いたキッチンペーパーで包んで保存袋へ。しいたけは石づきをつけたまま軸を上にして2~3個ずつ包み、保存袋へ入れ、いずれも野菜室で保存。冷凍する場合は、石づきや根元を落として小房に分けられるものは分け、保存袋に。
【野菜室 保存の目安】
えのきたけは4~5日、しいたけは約1週間、その他のきのこ類は7~10日。
【冷凍室 保存の目安】
きのこ類はすべて約1か月。