米倉涼子、上戸彩、武井咲など数々のスターを輩出してきた「全日本国民的美少女コンテスト」。“第二のゴクミを探せ”をテーマに1987年に始まった同コンテストが今年、30周年を迎えた。
8月8日には第15回大会が開かれたが、その控室にて第13回グランプリの吉本実憂(20)と第14回グランプリの高橋ひかる(15)による特別対談を行なった。
吉本実憂:コンテストの衣装の白いワンピースとハイヒールを見ると、5年前を思い出して今でもドキドキしちゃう。
高橋ひかる:ですよね!! 私は3年前。自己紹介、歌唱審査、演技審査まで順調に進みました。ところが、最後の質疑応答で“事件”を起こしてしまったんです。
吉本:何があったの?
高橋:プロフィールに趣味は食べ歩きと書いていたのに、審査員の方から「どこへ食べ歩きに行きますか?」と聞かれて、「食べ歩きはあまりしません」と答えてしまったんです……。
吉本:緊張するよね。私は何を聞かれたかも憶えていないぐらい、頭の中は真っ白だった!!
高橋:演技と歌、どちらが得意でしたか?
吉本:私は何も得意じゃなかったので、辛かった思い出しかない。前日のリハーサルで他の出場者がキラキラした笑顔で演技したり、ダンスしながら歌ったりしているのを見て、入賞なんてありえないと思った。
ただ恥だけはかきたくないと、宿泊先のホテルに戻ってからたくさん練習したの。でも、本番では足もマイクを持つ手も声も震えていて、どうしてグランプリを獲れたのか全然わからない。
高橋:私もです。なぜ自分が獲れたのか聞きたいですね。
吉本:今度社長に会ったら思いきって聞いてみようかな。自分のことはわからないけど、「あの子が獲るだろうな」という予想は当たったの。それが私とWグランプリを受賞した小澤奈々花ちゃん。演技も歌も完敗でした。