過酷な闘病生活、そして深い悲しみを乗り越えるため、“家族”は一丸となってきた。だが、いずれ歌舞伎界を背負う宿命の父と子。「義理の姉」であり「伯母」である独身女性に、いつまで頼ることができるだろうか──。
妻・小林麻央さん(享年34)が旅立ってから2か月。市川海老蔵(39才)は歌舞伎役者として精力的に舞台に立っている。そして、長女・麗禾ちゃん(6才)と長男・勸玄くん(4才)の母親代わりとなっているのが、麻央さんの姉・小林麻耶(38才)だ。
地方公演などで自宅をあけることの多い海老蔵にとっても、麻耶がそばにいてくれることは心強いに違いない。子供たちが慕っているならばなおさらだ。
「海老蔵さん自身、母親の必要性は痛いほどわかっています。でも、“代理ママ”という中途半端な状態でずっと麻耶さんを縛りつけていくわけにもいきません。麻耶さんももうすぐ40才ですから、例えば誰かと結婚して子供を産むといった女性の幸せを考えるなら、海老蔵さんもどう身を振るか早く決断しないといけません」(歌舞伎関係者)
麻耶もまた、同じような迷いを抱えているようだ。
「麻央さんの看病に駆けずり回るうちに、麻耶さんは“自分はもう結婚しなくていい”といったような心境にまでなっていたそうです。でも、いざ麻央さんが亡くなって、あえて触れないようにしていますが、世間で再婚とかが噂されているのはわかっています。最近は、海老蔵さんのプライベートとどう線を引くかが難しくなっているみたいです」(芸能関係者)
麻耶は8月末には海老蔵と2人の子供、そして実母とともにハワイに滞在していた。その間、麻耶は幾度となくブログを更新した。だが、会員限定の記事を除いて、海老蔵の名前が出てくることもなければ、海老蔵が写り込んだ写真がアップされることもなかった。