出川哲朗(53才)といえば、かつては女性から「生理的にムリ」と毛嫌いされ、『an・an』(マガジンハウス)の“抱かれたくない男ランキング”では、2001年から5年連続で王座に君臨。だが今や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をはじめ、5本のレギュラー番組を抱える人気ぶり。多くの人々が出川にハマッているという。なぜ出川が愛されているのか。出川の魅力について、カンニング竹山(46才)が語った。
「番組収録後、芸人の先輩後輩、みんな一緒に風呂に入って汚れを落としたことが出川さんとのいちばん幸せな思い出です。
お風呂の中で、出川さんから『人間ゴキブリホイホイのトリモチのベトベトの落とし方』を教わったり、『こういう時のリアクションはこうだよ』と『リアクションのノウハウ』を学んだりする。その技を習得しておれたちは下の世代に教えていく。そうやって芸が引き継がれていくのですが、何度教わっても、リアクションでは出川さんにはかないませんね。
出川さんとロケに行くと、町の人から声をかけられるんですが、彼はその全部に応対する。それをスタッフが止めようとすると、『こちらがお邪魔してるんだから止めるんじゃない!』って、スタッフを叱るんです。だからロケは大変(笑い)。
子供たちに大人気だから、すごい人数がワイワイと来るんですけど、握手したり、サインしたりと笑顔で応じる。やはり面白い番組にするためには、ロケはこうした方がいいなって、出川さんから学びました」
※女性セブン2017年9月21日号