7月29日で古希を迎えたせんだみつお(70)が、芸能界で再び脚光を集めることになるかもしれない。せんだといえば、1972年10月開始の『ぎんざNOW!』(TBS系)、1973年10月開始の『うわさのチャンネル』(日本テレビ系)の司会を務めるなど1970年代、お笑い界のトップランナーとして時代を駆け抜けた。
その後、1979年にはせんだの代表的な番組がいずれも終了。1980年代になると、漫才ブームの陰に隠れることになる。それでもせんだは、“ゴキブリのような生命力”(※本人が頻繁に使うギャグ)で芸能界を生き抜いてきた。
9月3日、TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』のトークコーナー『ここは赤坂応接間』にゲスト出演すると、オープニングからマシンガントークを連発。
「時代はオリンピックより、フリンピック! 金メダルは乙武!」
「ひがみ、ねたみ、そねみ。せんだみつおの三位一体」
など、間を置かずに次から次へと繰り出されるギャグに、太田光と田中裕二も爆笑の連続。番組内では、太田が「サンジャポ(『サンデー・ジャポン』・TBS系)のスタッフに、せんださんを呼ぼうと言ったら、『いきなり呼ぶのは怖いから、まずラジオで試してください』と言われた」と明かした。芸能記者はこう語る。
「サンジャポは過去に岡本夏生などを再ブレイクさせた芸能人再生工場的な番組。せんだにピッタリの番組かもしれません。今、せんだはテレビでこそあまり見かけませんが、営業で地方を飛び回って大忙し。トークの技術は全く衰えておらず、時事ネタも織り交ぜながらの漫談は今もピカイチです。サンジャポをきっかけに再ブレイクする可能性は十分あると思いますよ。ただ、パネラーとしてではなく、ロケのVTRで登場するパターンではないでしょうか」