クライマックスに突入したNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』。9月4日、ラストシーンの撮影を終えた直後に開かれたクランクアップ取材会で、ヒロイン・谷田部みね子役の有村架純(24才)に、これからの放送分のポイントを聞いた。
東京で失踪したみね子の父・実(沢村一樹)は、記憶喪失になっていた。故郷の奥茨城村で妻の美代子(木村佳乃)ら家族との生活が始まれば何か思い出すのではという期待もはずれ、いまだに記憶は戻らない。回復のきっかけとなる“何か”が起きるのか…?
「ちりばめられていた物語が1つずつ回収されて、みんながそれぞれの形で報われていきます。私がとっても大好きな、“お父ちゃんとお母ちゃんのシーン”があるので、そこにも注目です」(有村、以下同)
みね子が21才の時にドラマはクライマックスを迎える。クランクアップ取材会で明らかになった最終回のヒントとしては、みね子と前田秀俊(磯村勇斗)の「すずふり亭」でのシーンがあり、そこでみね子がちょっと気になるひと言を言うこと。最近はレギュラー放送後に、スピンオフ作品が作られることもあるので、もしかしたら『ひよっこ』もこれで終わりではない…!?
「ドラマ終了後、登場人物のみんながどのように生活していくのか、すごく気になりますね! まだ続きが見たいなという思いはあります」(有村)
約1年に及んだ撮影を終えた直後、「いろいろ自分との闘いがあった」と号泣した有村。「みね子として過ごせたことは、私の宝物です」と、最後はとびきりの笑顔を見せた。
※女性セブン2017年9月28日号