女性セブンの名物記者「オバ記者」こと野原広子が、世の中で話題になっている様々な出来事に意見を投げかける。今回のテーマは、何かと話題の女性議員です。
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このところ、野次馬オバさんたちと、元民進党の山尾志桜里氏と、復帰宣言をした豊田真由子氏の話になると止まらないんだわ。
いずれも東大法学部卒の才媛で1974年生まれの同い年。なのに、その間抜けっぷりがハンパないんだもの。
まずは「このハゲー!」の豊田真由子さん。「自分のしたことは弁明の余地がない」と『文藝春秋』で懺悔しつつ、元秘書のひどい仕事っぷりを言わずにいられない。
あのね、反省するときは反省一色。「でも、だって」を口にしちゃダメなんだって。誰かが「で、なんであんなことを言ったの?」と、聞いてくれるまではがまん、辛抱なの。
「事務所を辞任した秘書は100人ではなく15人」なんて墓穴もいいところだよ。秘書の質がどうのとゴタクを並べる前に、採用した自分の責任と、人使いに間違いがなかったか、振り返った方がいいって。で、ホームページに座右の銘は“艱難汝(かんなんなんじ)を玉にす”だって。
元検事の山尾志桜里さんの間抜けっぷりも負けず劣らずで、待機児童問題で名をあげながら、6才のわが子を放り投げて、週に4日の逢瀬。
お相手が9才年下のイケメン弁護士、というのは傷を深くしたね。「やっぱりあっちが?」と、人の噂は“政策ブレーン”という彼の表看板を汚すような方向へしか、行かないって。不都合なことがバレたら、「動揺」だの「パニック」だのといって雲隠れするのも情けないわ。
と、ここまで言っておいてナンだけど、私は彼女らに「議員辞職しろ」とは思わないんだわ。
たとえ国会議員の才媛でも、いや、だからこそ、自分の弱さ、みっともなさを認めて、石つぶてが飛んで来ようと天分をまっとうしてほしいな。その姿を見せることが世のため、人のためになるのではないかしら。
それから人から間違いを指摘されたら、辻褄の合わないことを言って突っ張らず、すぐに「ごめんなさい」と謝ることよ。
※女性セブン2017年10月5日号