芸能

ドラマ『陸王』 竹内涼真は200人オーディションで重要役獲得

200人の中からドラマ『陸王』の重要な役どころを射止めた竹内

「クランクインから現場はピリついています。あの池井戸潤さん原作ですからね。『半沢直樹』(TBS系)を超えてやる!と、演者やスタッフのやる気はみなぎっています」

 そう番組関係者が話す通り、撮影が快調なのはドラマ『陸王』(TBS系、10月15日スタート)。

 主演は役所広司(61才)。創業から100年以上続く老舗の足袋業者『こはぜ屋』の4代目社長・宮沢紘一が会社再生のため、ランニングシューズ「陸王」の開発に奮闘する企業再生ストーリーだ。

 最大の注目は、実業団陸上部のランナー・茂木裕人役で出演する竹内涼真(24才)。実はこの役、今年3月にオーディションを受けて射止めたもの。

「200人が参加したオーディションでは、実際に陸上用トラックを走って実力を認められました。しかも、ドラマではけがでアスリート生命を脅かされる役どころ。同じく大学時代、足首にけがをしてサッカー選手の夢を挫折している竹内くんは、今作への思い入れもたっぷり。“役柄に運命的なものを感じた”と公言しています。『陸王』開発の最重要人物になるので、目が離せません」(スポーツ紙記者)

 オーディション合格後、体を絞った竹内だが、人気者だけに人知れぬ苦労があった。

「合格後に撮影があった『過保護のカホコ』(日本テレビ系)では美大生役だったので、体が絞られすぎていると不自然に映る。『カホコ』の役柄に気を使いながら、やせすぎないようトレーニングを重ねたそうです。

 竹内さんのクランクインは9月中旬。初めて走るシーンでも、リハ前からトラックを何周も走って準備していました。走る時に履くシューズが特殊な足袋だったのでなかなか履けず、スタッフから履き方を教わるなど苦労していました」(前出・番組関係者)

 宮沢の息子役・山崎賢人(23才)との共演も楽しみ。

「年齢も近く、現場の2人は和気あいあいと仲よく話しています。若手スターの“奇跡の共演”に期待が高まります」(テレビ局関係者)

 連ドラ初レギュラーとなる阿川佐和子(63才)と、檀ふみ(63才)の親友同士の24年ぶりの共演も話題だ。

 阿川は『こはぜ屋』を引っ張るベテラン社員、檀は宮沢の妻を演じる。

「ともに父親が作家で慶大卒という、いわずと知れた名コンビ。2人とも竹内・山崎との共演にウキウキして現場ではすっかり目を奪われて、女子トークが盛り上がっているそうです」(テレビ誌記者)

※女性セブン2017年10月5日号

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