スポーツ

巨人の“下克上” 数々のデータみると絵空事ではないかも

絶好調のカープが日本シリーズに出られない?(写真:時事通信フォト)

 セ・リーグCS(クライマックスシリーズ)出場をかけ、必死にDeNAと3位争いをしている読売巨人軍。その姿には、日本一が当たり前だった「球界の盟主」の面影はない。しかし、「CSに出場すれば下克上は間違いない」と主張する熱血G党は少なくない。「短期決戦に強い」(ヨネスケ氏)、「交流戦でソフトバンクに勝ち越しているのは巨人だけ」(毒蝮三太夫氏)などの意見も出ているが、とはいえ、一笑に付せないのにはわけがある。数々のデータを見ると「あながち絵空事ではないかも」──と思わせるものが集まるのだ。

 8月以降の成績は、広島、阪神に遜色ない(広島24勝15敗2分、阪神22勝16敗3分、巨人23勝16敗2分)。

 それを牽引するのが投手力である。対広島では菅野智之は2勝1敗で防御率1.98、田口麗斗は4勝1敗で防御率2.09だ。これには広島OBの安仁屋宗八氏も警戒する。

「CSの相手は巨人が一番怖い。ゲームを作れる先発が4枚、5枚といる。短期決戦は先発が何より大事。広島の先発陣も悪くはないが、今の巨人はそれ以上だろう。広島は今季巨人戦で3割1分を記録していた主軸の鈴木誠也が離脱したのが痛い」

 ただし、辛口評論で知られる江本孟紀氏はこう釘を刺す。

「巨人の中継ぎ・抑えはボロボロです。点を取れずに接戦のまま試合後半にもつれ込むと厳しい」

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン