好みのタイプは人それぞれ──。そうはいっても何だか違和感が拭えないのが今夏、世間を賑わした“輝く女性”たちの不倫騒動だ。元アイドルで女優の斉藤由貴(51)、“初代アニー”で東大卒、元検事の山尾志桜里衆議院議員(43)、国民的アイドルSPEEDの元メンバーで参議院議員の今井絵理子氏(33)。彼女たちが不倫相手に選んだ男たちには、「妙な共通点」があった。
美人でしかも憧れの有名人が目の前に現われれば、男たる者、“深い仲”になることを夢見るもの。
斉藤とのキス写真などが報じられた妻子持ちの50代医師は「若い頃ファンだった女優が突然、自分の近くに現われた」と不倫の経緯を語り、今井との不倫疑惑が持ち上がった元神戸市議の橋本健氏(37)もSPEED時代からファンだったという。政界進出を目指していたとされる倉持麟太郎弁護士にとっても、「民進党のジャンヌダルク」と称された9歳年上の山尾氏は憧れの存在だったに違いない。
彼らはどうして高嶺の花に、不倫相手として“選ばれた”のか。
◆“空気を読まない”のがイイ?
『人はなぜ不倫をするのか』などの著書があり、18年間にわたって不倫当事者の取材を続けるライターの亀山早苗氏は、“高嶺の花”に選ばれる男には共通の条件があるという。