家族のスタイルが変化し、“墓を継ぐ人がいない”“子供に負担をかけたくない”という思いから、近年注目され、人気なのが永代供養墓だ。
ピンからキリまである永代供養墓だが、NPO法人『終の棲家なき遺骨を救う会』が寺と協力し合って手がけるのが、“総費用3万円の永代供養”だ。
南春寺(東京都・新宿区)境内にある合同のお墓・有縁塔(永代供養墓)に合葬にて埋葬。寺が管理・供養を行い、有縁塔があるため墓参りもできる。
「『死んだらお墓に入りたい。でも誰にも迷惑をかけたくない』と言う人や、『墓の面倒はもう見られないけれど、遺骨はきちんとした形で納めたい』と言う人たちの気持ちに寄り添うのが、この永代供養墓です。宗派も問わず、どんなご事情があってもお引き受けしています」(担当者)
※女性セブン2017年10月5日号