新ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系、10月14日スタート、毎週土曜22時放送)で校長役を演じる嵐の櫻井翔が9月13日、都内にある国士舘中学・高校の全校集会にサプライズで登場! 他校の校長先生が祝辞を述べに来たという偽設定のもと“櫻井校長”が登壇すると、体育館は歓喜と悲鳴の嵐に! 生徒たちに向けて“櫻井校長”が贈った言葉のプレゼントは、まさに先生そのものでした。そんな櫻井のメッセージを全文お届けします。
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ぼくはかなり特殊な学生生活を送ったから、なかなか、みんなと同じようなことを話すことは難しいかもしれないけれど。
それでも(学生時代に)ぼくが感じたことや、ぼくがこのドラマを演じながら感じたことは、ドラマのセリフにもあるんだけど「学校が社会のすべてじゃない」ということ。
ぼくはたまたま、中学生でジャニーズ事務所に入って、学校とは別の違う社会があった。
高3で嵐になって、いわゆる中学、高校、大学、社会人という流れとは別の人生を歩むことになってしまったんだよね。
今、みんながいる学校の中、部活の中、その外にも社会がある。
もしかしたら、みんなの中に、学校の友人関係で困っちゃっている人がいるかもしれないけど。でも、学校の外に仲間がいるかもしれない。ぼくの場合、それがジャニーズでした。
夢を考えたときに、中学、高校、大学という学校とは別の場所にやりたいことがあるかもしれない。
やりたいことが見つかったとして、それが楽しいことにつながらないかもしれないし、結果として成功につながらないかもしれない。
でも、チャレンジしてみることが、大きな一歩かなと思います。
もし学校の中に居場所がないと(心が)ギュッとなってしまったら、その外にも広い世界が広がっているから。そこに踏み出してみるのもいいんじゃないかなと思います。
※女性セブン2017年10月5日号