「夏のボーナスをすべてK-POPアイドルにつぎ込んだ」、「ディズニーランドにのめり込むあまり、ミッキーをきれいに撮るため、20万円の一眼レフを買った」──そんな驚くべき“浪費女”の実態を描いた『浪費図鑑』(小学館)が話題になっている。夫をなだめ、家事や育児と両立しながら自分の趣味にお金をつぎ込む“浪妻”に、こっそり内緒話を聞いちゃいました。
「宝塚で浪費する妻」なのが、37才フルタイム勤務、サラリーマンの夫とふたり暮らしのC子さん。
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タカラジェンヌを本気で応援しようと思ったら、まずはファンクラブに入ること。ファンクラブ会員と一般ファンには深~い溝があって、会員以外はファンレターすら渡せないんです。
会員になると、ファンクラブで作るパーカやTシャツ、マフラーなど“会服”と呼ばれるおそろいのコスチュームを身につけて観劇へ。見終わったら外に出て、どんなに天候が悪かろうと2時間は出待ちの日々よ。
チケット代やポスター代に加えて会服は予想外の出費だけど、それを着るのがファンの証だとも思うからなんだか誇らしいし、袖を通すと“さあ、応援するぞ!”ってテンション上がっちゃう! さらにジェンヌさんが退団する1週間前になると、特殊な白い“会服”にグレードアップ。
退団前はDVDが発売されたりするから、会員みんなで“退団貯金”に励むのが恒例なの。
※女性セブン2017年10月5日号