10月22日の衆院選に向けて、動向が注目される“しくじり議員”。2年半前に同僚議員・との「路上キス」が話題を呼んだ中川郁子氏(58才)もその1人。騒動からは、それなりに時間は経っているがそれでも地元・北海道11区の支持者たちは冷え切ったままだ。
「もともと亡くなった旦那さん(故・中川昭一さん)の後を継いで立候補し、当選した人ですからね。旦那さんを支援してきた人たちは“裏切られた”“ひどすぎる”といまだにカンカンです。とくに後援会の婦人部の間には不倫に対する抵抗感が強くて、選挙応援の熱なんてまったく上がらない」(地元後援者)
ライバルと目されるのは、小沢一郎氏の元秘書で、2010年1月に政治資金規正法違反で逮捕された石川知裕元議員の妻・石川香織候補(民進党)だ。
「本当は人気のある石川氏本人が出る予定でしたが、公民権停止が解除されるのは10月24日。公示日がその前だから、今回は出馬できません。そこで急きょ、奥さんの香織さんが立つことになったんです。ところが、この香織さんの評判がすこぶるいい。美人だし、愛嬌もあるし、石川氏が逮捕された大変な時に結婚していちばん苦しい時期に彼を支え続けてきたから、“良妻”“立派だ”と評価が高い。この女の戦い、けっこういい勝負になりそうです」(地元紙記者)
ちなみに“路チュー”相手の門博文議員(和歌山1区)はというと、
「ライバル候補が民進党離党騒動のゴタゴタで苦戦中。接戦ながら、漁夫の利で当選できるかも」(政治記者)とのこと。“不倫アベック”はそろって国会に戻ってくるのか。
※女性セブン2017年10月12日号