10月22日投開票の衆議院選挙に向けて、あの“しくじり議員”はどう動くのか──。「このハゲー!」暴言でワイドショーを賑わした豊田真由子氏(42才)は、そのコワモテを封印し、記者会見ではしおらしく、涙。地元の挨拶回りでも、また涙。だが、同情を誘っての起死回生とはいかないようだ。
「埼玉4区は都市部で、浮動票が多い。つまり、スキャンダルに敏感な土地柄なんです。田舎の選挙区ほど“センセイ、かわいそう”という同情票が集まりやすいが、豊田さんの地元ではいくら泣いても通用しないところがきびしいところです」(自民党関係者)
本誌・女性セブンが地元で取材してみると、辛辣な声が多いなかで、「豊田さんってウチの近所でマンション買ってて、ローンが残ってるらしいの。かわいそうよ」(50代女性)と、ごくわずかながら同情する有権者も。
「残念ですが後援会幹部は“自分たちに説明する前に、月刊誌のインタビューに答えたり、テレビで話したりしているのは意味わからん”とカンカン。孤立無援の状態です」(後援会関係者)
埼玉4区には古巣の自民党も候補者を立てる。支援者の間には早くも敗戦ムードが漂っているというが、諦めていない人が、ただ1人。
「豊田さん本人です。ハーバード大卒で元厚生官僚という超エリートだけに、超のつく負けず嫌いは今なお健在。“あの秘書のせいで人生を棒に振るわけにはいかない!”と意地になってエンジン全開で地元を回っています」(前出・後援会関係者)
エンジン全開はいいけれど、暴行、いや暴走はしないでね…。
※女性セブン2017年10月12日号