○(日)日銀短観7-9月期調査 2日(月)午前8時50分発表予定
・予想は大企業製造業DIは18
参考となる4-6月期大企業製造業DIは17で3月調査との比較で5ポイント上昇し、3四半期連続で景況感は改善した。為替安定、消費の持ち直しを受けて生産が回復したことが要因。7-9月期については、生産回復は変わらないものの、北朝鮮情勢の緊迫化に対する懸念が広がっていることから、大幅な改善は期待できない。
○(米)9月ISM製造業景況指数 2日(月)午後11時発表予定
・予想は、57.5
参考となる8月実績は58.8で市場予想を上回った。項目別では「在庫」と「雇用」が上昇。「新規受注」と「生産」も高水準を維持した。9月については「雇用」は順調とみられるが、「新規受注」と「生産」は8月の水準からやや低下すると予想されており、全体の数字は8月実績をやや下回る見込み。
○(米)8月貿易収支 5日(木)午後9時30分発表予定
・予想は-434億ドル
参考となる7月実績は-437億ドルで赤字額は市場予想を下回った。輸出入額はわずかに減少した。8月については、輸出入額は若干増えると予想されており、貿易収支に大きな変動はない見込み。欧州連合(EU)向けの輸出が回復すれば貿易赤字はやや縮小する可能性が高い。
○(米)9月雇用統計 6日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+7.5万人、失業率は4.4%
参考となる8月実績は、非農業部門雇用者数は+15.6万人、失業率は4.4%だった。9月についてはハリケーンの影響で非農業部門雇用者数は小幅な増加にとどまる見込み。失業率はハリケーンの影響で若干上昇する可能性がある。なお、平均時給の伸びは8月実績をやや上回る前年比+2.6%と予想されている。
○主な経済指標の発表予定は、4日(水):(米)9月ADP全米雇用報告、(米):9月ISM非製造業景況指数、6日(金):(日)8月景気先行・一致指数
【予想レンジ】
・米ドル/円:111円00銭-115円00銭