秋の番組改編が目白押し。10月改編で観るべきものとは? 視聴率三冠王の日本テレビを支える日曜夕方の『笑点』から『世界の果てまでイッテQ!』まで高視聴率番組が続く“黄金の視聴習慣”。特に『イッテQ!』は視聴率20%超えを連発する超人気番組。
そんな日テレに対し、テレビ朝日はたけしを刺客に送り込む。伝説の番組『ビートたけしのスポーツ大将』を27年ぶりに復活させるのだ。プロスポーツ選手やスポーツの天才キッズと芸能人との対決が売りの同番組。2020年の東京五輪を前にした復活で、番組に期待を寄せる人も多い。コラムニストのペリー荻野さんもその1人だ。
「番組に出演した『天才キッズ』が五輪に出場なんてことも予想できる。また、当時世界最速と呼ばれていたカール・ルイスを模した『カール君』や『小カール君』が現世界最速の『ボルト君』として復活するというウワサも。当時の視聴者も楽しめそうな内容です」
バラエティーだけでなく、ドラマでも大物女優が帰ってくる。米倉涼子(42才)の代表作である『ドクターX~外科医・大門未知子~』の第5シリーズがスタートする。
「気心の知れたスタッフ同士ですが、米倉さんがご機嫌ナナメで現場は緊張状態です。自身の代表作『黒革の手帖』をかわいい後輩である武井咲に譲ったのに、自分が失敗した結婚をあっさりと決めてしまったことで複雑な思いを抱いているなんて声も上がっています。そんななか、ムードメーカーになっているのが今シリーズからメンバーに加わった大地真央さん。米倉さんともすぐに打ち解けて『飲みに行きましょう』と約束していました」(テレビ朝日関係者)
大物たちの帰還だけでなく、番組スタッフが“異例の出世”を果たすケースも。『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)は、「ナスD」こと友寄隆英ディレクターの秘境での体を張った取材が人気を博し、深夜帯から22時スタート枠へと昇格。
しかし、「いつまで笑っていられるか」と危惧する声も。
「改編のタイミングでナスDのトレードマークの絶対に落ちない染料で黒くなった顔が、実はCG加工だったという疑惑が浮上し、ケチがついてしまいました。すぐに降格とならなければいいのですが…」(前出・テレビ朝日関係者)
さらにテレビ関係者が明かす。
「香取慎吾(40才)の『Sma STATION』(テレビ朝日系)が打ち切りに近い形で終了したことで業界に激震が走った。独立した3人の待遇をどうするか、各局頭を悩ませています」
※女性セブン2017年10月12日号