テレビで観ない日はないような人気ぶりの梅沢富美男(66才)。今の世の中から役者としての生き様まで全編本音の“梅沢節”で語りまくる痛快エッセイ『富美男の乱』(小学館)も出版し、ますます絶好調だ。
そんな梅沢だが、「浮気男」としても知られている。浮気相手と行ったコンサートで奥さんとバッタリ会ってしまった、浮気旅行に出かけたら偶然テレビに映って奥さんに見つかった、声をかけた女性が娘の友達だったなど、数々の伝説を持つ梅沢にとって浮気とは…?
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浮気で奥さんと揉めたこと? ないよ! 確かにおれは浮気するけどシロートさんには手を出さないし、自分の金で遊んでるんだから問題ない。
この間も銀座のクラブで豪遊して、店の女の子を連れだして2軒目に行こうとしたら、『週刊文春』の記者が話しかけてきて「梅沢さん、何をされてるんですか?」って聞かれた。「ケツ触りにきてるんだよ、バカヤロー!」って言ってやったよ(笑い)。
もちろん「お持ち帰り」をしたわけでもないし、ツマンナイ話だから記事にもなっていない。今どきの若い男の子たちは遊び方が下手なんだよね。甲斐性がない。男は万が一浮気なんてことがあっても家庭に持ち込んだ時点でアウト。
でも、申し訳ないけど、男は浮気をする生き物なんだよ。石器時代からオス1匹にメス100匹。オスは自分の遺伝子を残すため必死に種付けしていたのに、いつの間にか「一夫多妻制」が「一夫一婦制」になった。だけど、男の体には進化しない部分があるんだ。
もちろんおれは女性蔑視をするつもりもなく、女性を大切にすべきと思う。旦那が家の金を持ち出すなど、家庭にマイナスになることをしたら女房は大いに怒るべきだ。そうじゃないなら、少しは遊ばせてやるのも女房の役目じゃないかな。
ちなみにウチの夫婦は一度も離婚話なんて出たことがない。妻はおれを役者として尊敬してくれているし、おれは彼女を社会人として尊敬している。おれには最高の相棒だよ。
「夫婦は同じ価値観を持つことが大事」ってよく言うけど、価値観なんて違ってもいいんだ。お互いに自分の価値観を持って、それを尊重して、尊敬しあっていれば夫婦はうまくいくんだよ。
※女性セブン2017年10月19日号