日本テレビ系ドラマ『奥様は、取り扱い注意』で主演を務める綾瀬はるか(32才)の、黒ずくめプライベートショットをキャッチした。
「鍛えぬかれたキレのあるアクションに、スタッフからも“惚れる”という声が続出しています。でも、カットの声がかかると一気にあのほんわかした綾瀬さんワールドに引き戻されちゃうんですよ。いいのやら悪いのやら(笑い)」(ドラマ関係者)
『奥様は、取り扱い注意』で綾瀬が演じるのは、某国の特殊工作員だったワケありの過去を隠してイケメンIT経営者と結婚、高級住宅街で憧れのセレブ妻になった主人公。料理も掃除も超苦手だが、正義感が強く、実は、“死ぬほど強い”奥さま・綾瀬がご近所の主婦友達と、DVやセックスレスなど家庭問題を解決するため奔走する。
「今回はドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『SP 警視庁警備部警護課第四係』(共にフジテレビ系)など激しいアクションでも知られる金城一紀氏が脚本担当です。小栗旬さん(34才)や岡田准一さん(36才)、今回も出演する西島秀俊さん(46才)との超ド級のアクションシーンが話題になりましたが、綾瀬さんも金城氏の指導の下、6月から東南アジアの格闘技『カリ・シラット』を徹底的にトレーニングしたそうです。屈強な男性を回し蹴りで倒し、武器を使わず素手で殴る。ペットボトルやおたま、鉛筆を武器に戦う姿は迫力満点でスカッとします」(前出・関係者)
だが、激しいアクションでピリピリした現場かといえばそうではない。例えば、第1話。主婦友達にDVをふるう男性と闘うシーンでスタッフはずっこけた。
「人差し指と中指を相手の目前に突き出して“どこにいても見張ってるからな”とすごむ場面だったんですが、男性を指すポーズのはずが、綾瀬さんは何を思ったのか目の横でピースサインをしてしまったんです。あまりの落差に思わずみんな笑ってしまって…。ドラマの告知動画ではおたまを武器のように構えてキッとした表情でドラマのタイトルを口にするんですが、“取り扱い注意”を“取り扱いちゅうち”と真顔で言うもんですから、たまりません。西島さんはNHK大河ドラマ『八重の桜』で兄妹役として共演していて慣れているんでしょうけど、それでもそんな彼女を見て“かわいいねぇ”とつぶやくしかないんだとか(笑い)。破壊力抜群ですよ」(前出・関係者)
今回主婦友達として出演する広末涼子(37才)や本田翼(25才)も綾瀬の言動に振り回されぎみ。
「翼ちゃんもマイペースな人ですけど、綾瀬さんの天然ぶりはレベルが違って。彼女も唖然としていました。広末さんが姉御役になってうまくツッコミつつ2人の間に入って現場の雰囲気を作っているようです。噂に聞いていたレベル以上だと驚いたみたいですよ」(前出・関係者)
9月中旬、都内某所でおしゃれカフェに入る綾瀬の姿があった。全身黒ずくめでマスクをかけ、隙のない雰囲気だったが…。いつ見られるかわからないそのギャップが、私生活でもドラマでも魅力のようだ。
※女性セブン2017年10月26日号