9月8日に稲垣吾郎(43才)、草なぎ剛(43才)、香取慎吾(40才)の3人がジャニーズ事務所を退所してから1か月が経った。退所から2週間後にはファンサイト「新しい地図」を開設してSNSを解禁し、さらには11月2日に無料インターネットテレビ局『AbemaTV』の72時間生放送に3人が出演することが立て続けに発表された。また、10月9日の体育の日には、『AbemaTV』公式ツイッターで3人が体操着を着て、組み体操の「扇」ポーズをとる写真がアップされるなど「独立組」は話題に事欠かない。
まさに電光石火のスタートダッシュだったが、今後もその勢いが続くとは限らないと言うのは業界関係者だ。
「SMAPはテレビの露出を極限まで増やして現在の地位を築きました。独立組は今は注目度が高いとはいえ、ネットや動画配信番組への出演ばかりでは、のちのちジリ貧になりかねません。今後は、コンスタントに映画や舞台、CM契約を持てるかどうかがキーポイントです」
新しい羅針盤を片手に、行く先を探す3人。その状況を横目で追っているのが元リーダーの中居正広(45才)だ。
「中居くんはネットニュースを見ませんが、スポーツ新聞を愛読するので3人の動向は目にしているはず。3人が一緒に行動するのを見て“自分がいたらどうなっていたかな”と思ったり、剛くんと慎吾ちゃんがテレビで共演するのを見て、“おれの番組にも呼んでいたら出てもらえたのかな”と、ふと考えたりしているようです。
その半面、“自分にはネットよりもテレビのレギュラーがあるから、まだしばらくはここで頑張ろう”という思いを持っているそうです。テレビに育てられた中居くんは、これからもテレビを中心に活躍することを第一に考えているようですね」(中居を知る関係者)
しかし、3人の積極的な動きは、中居にとってもいいモチベーションとなっているようだ。中居を知る知人が言う。
「自分自身、もっと成長しないといけないと思っているそうです。“今以上のクオリティーを見せないと、彼らに申し訳ない。SMAPの時以上に歌やダンス、トークのキレを磨いておかないと失礼だ”と周囲に漏らしているそうです」
※女性セブン2017年10月26日号