芸能

紅白 安室出演は絶望的で隠し玉はルミ子、加山、百恵さんか

最後の紅白は幻に終わる?(写真:時事通信フォト)

 本番まであと2か月半となった大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』。期待されるのは、引退を電撃発表した安室奈美恵(40)の“最後の出演”だが、どうやら交渉は難航しているようだ。NHK局員がいう。

「上田良一・NHK会長は10月5日の定例会見で“そういう皆さんに喜んでいただける展開になればいい”と前向きなコメントをしたものの、安室さんの出演は絶望的な状況です。昨年は彼女の『Hero』がリオ五輪のテーマ曲だったことから上層部が出演を頼み込んだが、実現しなかった。今年も安室サイドは“自分をずっと見守ってくれたファンのために歌うことが優先”という姿勢のようで、交渉は進んでいない」

 となれば、代わりの「目玉」はどうなるのか。高視聴率を記録した朝ドラ『ひよっこ』の主題歌を歌った桑田佳祐(61)も有力と見られているが、こちらも問題山積。

「毎年恒例の横浜での年越しライブがすでに組まれているため、コンサート会場からの中継に限られる。3年前にも同様の形で出演しているので新味はない。“目玉”というにはちょっと……という声もある」(同前)

 そこでNHKは様々な“隠し球”を用意すべく動いているようだ。まずは今年「詳しすぎるサッカー解説」で注目を集めた小柳ルミ子(65)。別のNHK関係者がいう。

「来年の大河ドラマ『西郷どん』に出演し、代表曲は今年亡くなった作曲家・平尾昌晃さんの『瀬戸の花嫁』と『わたしの城下町』。いまだオールドファンの支持は高い。ベテランでは、今年傘寿のメモリアルイヤーだった加山雄三さん(80)も検討されている。『24時間テレビ』で『さよならの向こう側』をカバーした、山口百恵さんの息子、三浦祐太朗さん(33)も有力候補です。もし百恵さんが何らかの形でサプライズ出演となれば最大の目玉になるのですが……」

 例年「視聴率40%」を死守できるかの攻防が繰り広げられている紅白。キャスティングの必死さはよく伝わってくるが、結局は「昔の名曲」に頼らざるを得ない?

※週刊ポスト2017年10月27日号

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
漫画家・柳井嵩の母親・登美子役を演じる松嶋菜々子/(C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
松嶋菜々子、朝ドラ『あんぱん』の母親役に高いモチベーション 脚本は出世作『やまとなでしこ』の中園ミホ氏“闇を感じさせる役”は真骨頂
週刊ポスト
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト