理想のママ、理想の妻、憧れのアラフォー女優…さまざまなランキングで常にトップ3に入るのが、現在の井川遥(41才)の立ち位置だ。
40才を超えてますます仕事が増えている。今年も連ドラ2本、大手CM4本に出演中。ファッション誌に出れば彼女の愛用品への問い合わせは後をたたない。有名私立に通う小学生の長女と幼稚園の長男の毎日の送り迎えも撮影のワンシーンのように軽やか。それでいて、学校行事へも欠かさず参加し「とても素敵なお母さんです」(学校の保護者の1人)と評判もいい。
そんな井川が初めてブランドプロデュースを手がけるというから、気にならないはずがない。
「11月上旬から東京の恵比寿三越と伊勢丹新宿店で、井川さんのプロデュースブランドがお披露目されることになったんです。井川さんのライフスタイルをイメージした服や帽子などが販売されるそうです。とりあえずは期間限定ブランドですが、好評なら続々と新商品が登場するのではないでしょうか」(ファッション誌ライター)
期間限定ショップは、恵比寿三越では11月1日から14日まで、伊勢丹新宿店では8日から14日まで開催予定で、11日には伊勢丹新宿店で井川のトークショーイベントも行われるという。
これは井川が40代になってやってみたいことの1つだったといい、最近の雑誌のインタビューでこう語っていた。
《三十代は家族のために自分も変わっていった時間でした。四十代はだんだん子供が手を離れ、自分の原点に立ち返る時間になると思います》
そして、“ものづくり”の現場にかかわりたいと胸中を明かした。しかし、井川の夫はファッションデザイナーで、ブランド『ato』の代表。夫が本業でデザイナーをやっているのに、妻が女優業の片手間にブランドを立ち上げるというのをタブー視する声もあったという。
「確かに、そのタブーを破ったことに驚きました。一時控えていた仕事も増やしているし、もしや溝ができているのでは…という声も聞こえます。でもこのご夫婦はものすごく仲がいいんですよ。今回のプロデュースも旦那さんが応援してくれているからこそでしょう。実際、ブランドの名前は『Herato』。“彼女のato”という意味なのか、しっかり旦那さんブランドの名前も入っていますから」(井川の知人)
理解ある夫に、かわいい子供たちに、やりたかった念願の仕事。さすがの充実ぶりだ。
※女性セブン2017年11月2日号