「レベルが違う」「世界最強のアイドル」。ツイッターのホットワードランキングが、瞬く間に東方神起の関連ワードで埋まっていく。10月13日、『ミュージックステーション』に2年半ぶりに出演した東方神起は、圧倒的パフォーマンスで視聴者の度肝を抜いた。
なぜ彼らの歌と踊りはここまで完ぺきなのか。その鍵は、2人の絆の強さにあった。それをひしひしと感じられたのが、ファンミーティングで、互いの兄弟愛を綴り合った貴重な手紙だ。ユンホ(31才)からチャンミン(29才)へ。そして、チャンミンからユンホへ。それを聞いたファンは号泣。彼らの愛の深さを再認識した。そんな2人の手紙を全文公開する。
◆ユンホからチャンミンへ
かわいいチャンくんへ。
こうやって手紙として文章を残すのは少し恥ずかしいね。ぼくは文章をうまく書くタイプではないけど、こうして舞台で手紙を読むのは、すごく新鮮な気分だ。14年間、いや練習生から一緒だったのを含めたら、もう16年も経ったね。高校生の時に出会ったのが昨日のようなのに、時間が過ぎるのは本当に早い。
初めて会った時、か弱くて純粋だったチャンミンが、この長い年月の間、ぼくのせいで気を揉んだり、時にはしんどかったり、時には泣きたい時もたくさんあったはずなのに、いつも理解してくれて、黙って横にいてくれて本当にありがとう。
実際、お互いのスタイルも違うし、性格も違う2人が、東方神起の活動をしながら、同じところを目指すのは容易なことではないのに、チャンミン、お前がいたから、お前と一緒だったからこそ、きつい事よりも楽しい事が多かったように思う。
たまには言い争いもしたけど、諦めずお前だけのスタイルで、情熱を持って黙って行動する姿が、時間が経つほど本当のお前の姿だと感じるようになった。またぼくと価値観も一緒だったからこそ、辛い瞬間も、もっともっと輝いたんだと思う。
ぼくも男らしい性格だから(笑い)表現するのが恥ずかしいけど、黙って一生懸命行動するお前を見ながら、ぼくも気持ちを引き締めた事も多い。ぼくも人間だから疲れる時もあったけど、ぼくはひとりじゃないと、お前のおかげで、さらに力が出た時も多かったんだよ。
2010年、『SMTOWN』で、長い空白期間を越えて舞台に立った日のこと。あの時ほど怖くて緊張した時はないけど、もう一度お前と手を取り合って、この2人なら、いやぼくら2人なら新しい道を歩けると感じた。これまで恋しさで何か塞がれてたものがこみ上げてきたんだ。それは今も冷めずにいる。
入隊する前の日本ドームツアー最後の日に、子供みたいに抑えていた感情が爆発して悲しく泣いている時、あの時、軽くとんとんとたたいてくれたお前の手が何よりも頼もしかった事、わかってるよな? チャンミンはもうヒョンよりも頼もしくなったんだなって。
いつもライバルのようにぼくを成長させてくれて、時には家族のように側にいるだけで心強くて、自分自身を振り返らせてくれるお前を見ながら、ぼくは今も成長してる。もう東方神起は14年になった。2人になって、もっと成長して、兵役も終えて、さらに強固になった。これからの東方神起もお前とカッコよく作っていこう。
ありがとう、そして愛してるよ、チャンミン!