「レベルが違う」「世界最強のアイドル」。ツイッターのホットワードランキングが、瞬く間に東方神起の関連ワードで埋まっていく。
10月13日、『ミュージックステーション』に2年半ぶりに出演した東方神起は、圧倒的パフォーマンスで視聴者の度肝を抜いた。なぜ彼らの歌と踊りはここまで完ぺきなのか。その鍵は、2人の絆の強さにあった。
「歌とダンスは相変わらずの超絶レベルで、会場を沸かせるトークも絶好調。800日のブランクを一切感じさせない舞台でした。笑って泣いて、最高の2時間半だった」
終演後、夢見心地で話す女性ファンの言葉が、衰えを知らぬ“神”の人気と実力を物語っていた。
9月30日、韓国・ソウル市のチャムシル総合運動場で、東方神起のファンミーティングが開かれた。
ユンホ(31才)とチャンミン(29才)がそれぞれ2年間の兵役生活を終え、東方神起が復活してから初の舞台とあって、韓国や日本をはじめ、中国、台湾、シンガポールなどアジア各国から約1万2000人のファンが集結した。
「『呪文―MIROTIC』や『You’re my melody』といった往年の名曲を披露してくれただけでも感動なのに、ジムでトレーニングしてる秘蔵映像とか、UFOキャッチャー対決でぬいぐるみを会場のファンにプレゼントしてくれたり、盛りだくさんのイベントでした。一瞬たりとも飽きさせないのはさすがです」(参加したファン)
なかでもファンが最も感動したのが、ユンホとチャンミンが、お互いの「16年分の愛」を込めた手紙を朗読する一コマだった。
「チャンミンは自分でも恥ずかしかったんでしょうね。『テへッ』とか、『ハートマーク』とか、語尾の絵文字まで声に出して読んでいて、本当にかわいかった。反対に、ユンホはゆっくりと、ひと言ひと言をかみしめるように読み上げていて…。ファンは号泣ですよ。会場からはすすり泣きの声がずっと聞こえていました」(別の参加したファン)
《いつもライバルのようにぼくを成長させてくれて、時には家族のように側にいるだけで心強くて、自分自身を振り返らせてくれるお前を見ながら、ぼくは今も成長してる》
かわいい弟分だったチャンミンがいつの間にか逞しく、頼りがいのある“相棒”になっていった16年の月日に思いを馳せ、いつも自分を支えてくれたことに深く感謝するユンホ。
《本当にヒョンにありがたい気持ちが、ほんとにマジで大きい。前から感じてたけど、ヒョンと一緒ならどんなことでもやり抜くことができるって確信してる》
対して、ユンホの情熱に日々感銘を受け、尊敬し、愛する気持ちを表現しつつ、頑張りすぎるヒョン(兄さん)の体の心配をするチャンミン。互いの愛をここまでストレートに言葉にできるのも、東方神起ならでは。
11月11日からは日本5大ドームツアーもスタートする。次はどんな“兄弟愛”を見せてくれるのか。
※女性セブン2017年11月2日号