スポーツ

清宮は? ドラフト高校生 遠山奬志、広澤克実、記者の評価

注目が集まる清宮をプロはどう見るか(写真:時事通信フォト)

 清宮幸太郎(早実)は過去最多8球団を超える1位指名を受けるのか──今年のドラフト(10月26日開催)の最大の注目ポイントだが、他にも注目選手が目白押し。アマ球界に詳しい評論家の広澤克実氏と遠山奬志氏、スポーツ紙のアマ担当デスクの3人がドラフト1位候補者たちの実力を採点する。ある在京球団スカウトが語る。

「1位で競合の可能性があるのは『高校生BIG3』の清宮、中村(奨成)、安田(尚憲)と社会人の田嶋(大樹)。立命館大の東(克樹)は外れ1位の筆頭と見られている」

 まず最注目の清宮を「5つ星の特Aクラス」と評したのは広澤氏。

「ボールを遠くへ飛ばす技術は天性のもの。木製バットにも順応しており、1年目から通用すると思う。ただ巨人や阪神のように、早くから結果ばかり求める球団では難しいだろう」

 清宮より安田尚憲(履正社)を5つ星にしたのは遠山氏だ。

「現段階では清宮が上だが、プロに必要なのは総合力。安田の方が可能性を秘めており、伸びシロに期待したい」

 スポーツ紙のデスクはBIG3をすべて4つ星にした。

「清宮は守備に難があり、中村は木製バットへの順応に時間がかかる。安田は清宮ほど守備に不安がないが、打撃面に穴が多い。ですが、3人ともプロでの活躍が十分期待できる」

関連キーワード

関連記事

トピックス

過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 
女性セブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
“極度の肥満”であるマイケル・タンジ死刑囚のが執行された(米フロリダ州矯正局HPより)
《肥満を理由に死刑執行停止を要求》「骨付き豚肉、ベーコン、アイス…」ついに執行されたマイケル・タンジ死刑囚の“最期の晩餐”と“今際のことば”【米国で進む執行】
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン