世は「草食系男子」「優男」の全盛期。しかし、かつては亭主関白が珍しくなかった。
「大原麗子さん(享年62)と結婚していた当時、森進一さん(69才)は自称・亭主関白。田村正和さん(74才)も、温厚な草野仁さん(73才)も“母親が子の面倒を見るもの”と言ってました。中尾彬さん(75才)は“おれより遅く寝て早く起きろ”“財布の中身が足りなければ補充してよ”と、(さだまさしの)『関白宣言』の歌詞を地でいってました」(芸能レポーター)
しかし、時代は変わった。今や共働き世帯は専業主婦世帯の1.7倍。女性も外に出て働き、男性と同等の経済力を身につけた今、家事や子育ての分業は当たり前。以前は普通だった「旦那さん」「奥さん」という呼び方さえ、「男女差別だ」として女性から嫌悪される時代だ。
ところが、そんななかでも関白夫は少なくない。10月18日に2度目の離婚を発表した、いしだ壱成(42才)。理由は妻に課せられた時代錯誤の“鬼掟八則”だったという。
【1】朝、コップ1杯の水を用意
【2】次に白湯を用意
【3】シャワー中にバスタオル・洋服を準備
【4】サラダ用に7種類のドレッシングを用意
【5】夜は45℃のお風呂を準備
【6】洋服を洗濯機へ、カバンを部屋へ
【7】その日の領収書をまとめて精算
【8】夕食に冷えたビールを準備
このルーティーンから少しでも逸れればいしだは激昂。そんな彼に、妻は結婚生活2年で別居を選んだ。
熱血指導で錦織圭選手(27才)を育てた松岡修造(49才)も、元アナウンサーの妻にアツイ。
「松岡さんの亭主関白っぷりがわかる、その最たるものがプロポーズの言葉。“結婚したらおれは100%幸せになれる自信があるけど、きみを幸せにする自信はない”ですからね。結婚した後も、“すっぴんを見せるな”と言って奥さんは起きた時からフルメイク。“料理は炊きたて焼きたてを用意すること”という松岡さんのために、お肉を焼くときは1枚1枚フライパンからお皿に置く徹底ぶり。外食に行ってもメニューを決めるのは松岡さん。奥さんは口を挟んではいけないんです」(松岡を知る関係者)
織田裕二(49才)もなかなかのモノ。