日本テレビ系『ヒルナンデス!』で“昼の顔”として、お茶の間で愛された日本テレビの水卜麻美アナウンサー(30才)が、今年10月番組を卒業し、朝の情報番組『スッキリ』のMCに就任した。
『ヒルナンデス!』番組開始から約6年半が経ち、卒業の時期が来てもおかしくないとは思っていたが、『スッキリ』への異動は予想外だったという。
「驚きました。100%不安しかなかったです。『ヒルナンデス!』は、楽しく笑いながら見ていただくのが目標で、スタッフから“そのままでいいよ”と言われて笑顔でのびのびやってきました。でも『スッキリ』はニュースを扱う情報番組。口角をあげて笑うことは許されないんじゃないかと思ったり、何ができるのか悩んだりしてしまって…」(水卜アナ、以下同)
不安な気持ちを解消してくれたのは、『ヒルナンデス!』でも共演していた番組MCの近藤春菜(34才)だった。
「ロケの待ち時間に、移動車のなかで不安な気持ちを打ち明けたんです。いろいろな言葉をかけてくださったんですけど、“ミトちゃんのままでいいと思う”って言われたことで、すごく気が楽になりました。今も放送中に緊張しそうな時に、春菜さんの顔を見るだけで、ホッと安心します」
『スッキリ』に異動してから1か月にも満たないが、現場の水卜アナは、こちらが驚くほどその場になじんでいた。
「自分でも不思議なくらい、もう番組の一員という実感があります。ニュースを初見で読むこともありますし、何が起こるかわからないけれど、そのリアルタイム感がすごく楽しい! アナウンサーとして、新しいスイッチが入った感じ。今年30才になったタイミングで、新しい経験ができていることもうれしいなと思っています」
撮影/江藤はんな(SHERPA)
※女性セブン2017年11月16日号