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火災の原因にも 暖房機器は本格使用の前にホコリを取ろう

『光明電機』社長の高野亨さんが暖房器具の注意点を解説

 少し掃除をしないでいると、棚の上や部屋の隅にたまってしまうホコリ。特にテレビや冷蔵庫の裏など、家電の周囲につきやすい。家電のメンテナンスに詳しい『光明電機』(東京・中野)社長の高野亨さんはこう語る。

「電化製品は、静電気を発生するので、ホコリを引き寄せてしまいます。毎日掃除をしていても表面にホコリがついてしまうので、ホコリ取りシートやブラシでこまめに拭き取ることが大切です」

 さらに、冬になるとフリースやニット素材など、毛玉や糸くずが発生しやすい素材の服を着ることが増え、寝具にも毛布や羽毛布団を使用するなど、ホコリのもとになる布類が増えてくる。そのため、部屋の中は、常にホコリが舞っている状態になりやすい。

「暖房器具は、空気を取り入れ、温めてから出すファン機能を備えているものが多くあります。本体の周囲にたまる静電気によるホコリに加え、吸気口と送風口にもホコリがたまりやすい。保管前に取りきれなかったホコリがあれば、固まってこびりつき、通電すると温かい風とともに、嫌なにおいとなって出てくることもあるのです。本格的に使用する前に、ホコリを重点的に除去し、快適に使えるように、しっかり準備しておくことが大切です」

 たまったホコリがヒーターの熱で焼けたり、空気中の水分を吸ったホコリがコンセントと電気プラグの間にたまり、火災の原因になることがあるので注意して。

※女性セブン2017年11月16日号

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