「私たちも触れ合いたい」「抱きしめてほしい」。そんな心の叫びに呼応するように、今女性向け風俗が盛況だという。癒しを求めて風俗店を利用する女性と、救いの手を差し伸べる男性の、複雑な人間模様が展開している。
だが無論、すべての女性向け風俗が、真摯な姿勢で経営されているわけではない。
風俗ライター蘭姐麗(ランジェリー)さんが指摘する。
「単に女性とセックスしたいだけでやっている個人営業の“悪徳業者”が存在することも事実です」
蘭さんによれば、優良店を見極めるポイントは次の2つに集約されるという。
【1】ホームページがしっかり作られていること
「更新頻度が高く、出勤状況も明記されていること、また、メール対応が丁寧かどうかも重要です。
不安な点があれば、納得いくまでメールで問い合わせましょう。その返答が女性側の心に寄り添うものであれば、安心して利用できる店だと思います」
【2】明朗会計であること
「時間と指名料がホームページに明記されているかどうか。これを厳密に設定していないところは怪しいです。なしくずし的に本番行為をしたあげく、その分の値段をつり上げる店もあります。料金設定はいちばん最初に確認しましょう」
なかにはモデルのような男性が在籍する店もある。そうした店は、男性のルックスと比例するように料金体系も高額になっていくが、値段を問わず、「明記されている」ことが大切だと言う。
ただし、「癒しと安らぎ」を求めたいのなら、正しい知識と正しい心構えが必要なことは忘れてはいけない。
※女性セブン2017年11月16日号