東京は立ち食いそば天国。どの駅の近くにも気軽に立ち寄れる店がある。近年は自家製麺や出汁にこだわる店も登場し、「早い、安い、旨い」の中で旨さが格段に向上した。ここでは、そばの旨さをしっかり引き出す「具材が天下一品の店」を紹介する。
最近は椅子があってゆったり食べられる店も増えているが、この記事では「立ち食いそば」の本質を「早い、安い、旨い」だと考え、椅子があっても「看板メニューが500円以下」「券売機がある」「提供がセルフ」であれば、「立ち食いそば」であるとした。
◆峠そば(虎ノ門)
通常の生麺と石臼挽きから選べるそばも絶品ながら、ここはなにより、天ぷらが旨い。注文を受けてから揚げられる天ぷらは、基本のかき揚げから季節の野菜まで、選ぶのに迷うほどだ。揚げ具合も絶妙で、特に野菜天盛りは素材の味がしっかりと楽しめる一品で、人気メニューとなっている。
住所:港区虎ノ門1-8-11
営業時間:月~金 5時半~15時50分(売り切れ次第終了)
定休日:土・日・祝