女性セブンでの連載を経て2016年8月に発刊された佐藤愛子さんの著書『九十歳。何がめでたい』(小学館)が100万部を突破した。そこで、編集部に届いた2万通を超える読者からのはがきから10通を厳選して紹介する。
「これからの人生に明るさが見えました。最近老化に伴って何かと嘆いている母にプレゼントしようと思っています。この本を読んで昔のように明るく元気な母になってくれるかなぁ」(54歳・女性)
「とても歯切れがよくて、胸の内のモヤモヤを吹き飛ばしてくれる爽快感に、3回読み返し、現在友人の間を渡っています」(74歳・女性)
「孫が『おばあちゃんプレゼント』とくれました。姑に意地悪されたつらさから離婚まで考えましたが、この本のお陰で心がとても軽くなり、頑張る力をもらいました」(71歳・女性)
「米寿を迎えた母のために購入したのですが、ちょっと目を通したところ引き込まれてしまい、90歳とは思えない感覚、感性で感心したりスカッとしたりしました」(55歳・女性)
「とにかく面白かった。私の性分に合った言葉が連なって出て来て一気に読み進んでしまいました。今まで読んだ本の中でいちばんオモシロかったな~」(82歳・女性)
「最初から大笑いをして、本当に楽しんで読ませていただきました。いくつになっても『のんびり人生』は体によくないことがわかりました。頑張って参ります!」(56歳・女性)
「たまにしか本は読まないけれど、この本は何回読んでも楽しかったです。今は母が面白いと言って読んでいます」(35歳・女性)
「入院(脳梗塞)中、友人が見舞いに持参してくれた。やや腐っていたが、愛子先生のテンポの良さに元気をいただいた」(46歳・女性)
「40年ほど前、母親が読んでいた佐藤愛子のエッセイ集を読んで笑いころげたのを思い出した。そして今回も、人目をはばからず笑ってしまった」(66歳・男性)
「弱気な時にこの本を読むと、心の中のつかえていたものが外れて吹っ切れます。私にとって心のサプリメントです」(53歳・女性)
※女性セブン2017年11月23日号