「久しぶりに栞サマ登場!」「やっぱりしっかり者の次男でしょ」「朝ドラだけど離婚して乗り換えもアリよ!」…と大論争を巻き起こしているのは、NHK連続テレビ小説『わろてんか』の「お婿さん」について。
ヒロインは藤岡てん(葵わかな・19才)。吉本興業の創業者・吉本せいをモデルにした物語で、てんの婿・北村藤吉役を松坂桃李(29才)、恋敵・伊能栞役を高橋一生(36才)が演じている。
親の反対を押し切り、勘当されても一緒になったてんと藤吉。この関係に世のお母さんがたは一言モノを申さずにはいられないのだ。
藤吉(松坂)は米問屋の長男で口うるさい姑(鈴木京香・49才)つき。芸人を目指して家を飛び出したり、自らの借金でお店をつぶしてしまったり。てんには「一生笑わしたる」と愛情たっぷりだがどこか頼りない様子。一方の栞サマ(高橋)は製薬会社の次男で、てんの祖母(竹下景子・64才)も「顔よし、家よし、頭よし」とべた惚れのお見合い相手。てんに好意をもちながらも「好きな人がいるなら」と黙って身を引き、今も陰ながら助け続けてくれる。
「実際、てんがどうして藤吉に惚れたかイマイチ説得力がないため、どうみても、高橋さんの伊能さんを選んだ方が…と見えてしまうんですよねぇ。高橋さんと結婚し直してほしいという声もあがっています。しかも、先日ある雑誌が30代以下の未婚女性に行った『わろてんか』の出演者で最もお婿さんになってほしいランキングを行ったら、松坂さんを抜いて高橋さんが断トツ1位でした。これは笑えませんよ」(番組関係者)
ドラマでは高橋もいよいよ本格的に登場。てんに的確なアドバイスを送り、回を重ねるごとにさらに人気は上昇しそう。恋敵の2人は率直な思いをぶつけ合い、つかみ合いのけんかの後、友情が生まれていくというけれど…。
「現場はいい雰囲気ですよ。濱田岳さん(29才)を加えた3人は大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)で共演していて気心が知れています。同い年の松坂さんと濱田さんが盛り上がってて、一生さんが見守っている感じですね」(朝ドラ関係者)
※女性セブン2017年11月30日・12月7日号