グラビアですっかりおなじみとなった、手で胸を隠す「手ブラ」。豊かな胸を隠す気持ちはいかがなものなのか? 「スイカップ」の愛称でセクシーなグラビアを披露してきた古瀬絵理が「手ブラ」について語る。
* * *
初の手ブラは、ファースト写真集を撮った32歳の時(2011年)でした。当時はマスコミに追いかけ回されたトラウマから、撮影中も守りの姿勢が抜け切れませんでした。そんな葛藤を抱えながらも、その場の流れで手ブラをすることが決まりました。
ただ、やってみると水着になるよりも気が楽でした。水着で隠すのは他人任せな気がして心許ない。手ブラは露出してはいけない場所を自分のさじ加減で隠せるから、気持ちの余裕がありました。撮影では基本的にはニップレスはつけないですね。
今年発売の写真集(『陽だまり』)で、6年ぶりに手ブラをしました。胸の大きさはHカップのままなのですが、触ってみると柔らかくなっていました。結婚して家族を持ったせいか、ゆとりが出て心が開けているのかもしれませんね。今後手ブラのオファーがあったら?
富永一朗さんの描く(乳房が垂れ下がった)女性みたいにならなければやってみてもいいかもしれませんね(笑い)。
取材・文■岡野誠
※週刊ポスト2017年11月24日号