2017年NHK紅白歌合戦の司会者が決定した。白組司会の嵐・二宮和也は司会者取材でこう語った。
「嵐で司会をやらせていただいてる時って、自分の名前を言ったことがないんですよ。“白組司会の嵐です”ってずっと言ってきたので、(自分の名前を)言った瞬間にすごく緊張するんだろうなって」
歌手として9年連続で出場する紅白歌合戦に、司会者として臨む心境についてそう語った二宮。ともに司会を務める内村、有村と“初顔合わせ”した時は、「紅白は家族の時間」という認識で一致したという。
「家族で集まって、たとえ紅白歌合戦が主役じゃなくても、家族のひとつのアイテムとしてわれわれが映っているのは幸せなことだと思うので、歌の持っている強さや温かさというものを届けていきたいです」(二宮)
昨年はメンバーの相葉雅紀が司会を務めたが、歌唱中、感極まって涙を流すシーンが注目を集めた。
「なんで泣いたのかよくわかってないんですけど(笑い)。ぼくはたぶん泣かないです。それこそ、まだ司会者としてどこで何するか聞いてもいないので、具体的な想像もできないっていうのがわりとリアルかなと思います」(二宮)
インタビューの最後、「今年について漢字一字で表すと?」との質問に、「白ですね」と即答したあと、「うまいでしょ」とニヤリ。その表情に大役を務め切る自信が垣間見えた。
続いて話を聞いたのは、総合司会の内村光良だ。
「“総合”とは何かということを毎日思っているんですが、何でも効く風邪薬みたいなもの。“紅勝て白勝て”とどっちもあおる感じでうまく仕切れたらと。(出場する)欅坂46に会うのを楽しみにしています」
最後に紅組司会有村架純はこう締めくくった。
「去年よりも少しでもよくなるように頑張って務めたい。『ひよっこ』の放送が、すごく応援してくれたかたがいたおかげで無事に終わったので、みね子として恩返しできたらうれしいなと思います」
※女性セブン2017年12月14日号