芸能

紅白辞退者も出たい『MステSP』等紅白以外の歌番組の魅力

紅白辞退者も喜んで出演するという『Mステ』(番組HPより)

 年末年始に控える大型音楽番組は『紅白歌合戦』だけではない。12月22日に放送される『ミュージックステーションスーパーライブ2017』(テレビ朝日系)は4時間を超える生放送。2017年は史上最多の47組の出演者が一堂に会し、観客を前に生ライブで共演する。

「制作費は2億円前後という大型番組です。紅白の出演を水面下で辞退したアーティストも『Mステ』には喜んで出ると業界で囁かれている。大勢の観客の前でパフォーマンスできるライブ感が、純粋に音楽を楽しめると評判」(音楽業界関係者)

 アーティストから絶大な人気を得る陰には司会のタモリ(72才)の存在もあるという。

「タモリさんと共演できるなら、というアーティストも多いと聞きます。博識でアーティストの魅力を引き出してくれるタモリさんと共演することで、音楽だけでなくいろいろな面で影響を与えてもらえると感じているようです」(前出・音楽業界関係者)

『第59回輝く!日本レコード大賞』(TBS系・12月30日放送)の賞レースの行方にも注目が集まっている。音楽評論家の富澤一誠氏はこう話す。

「近年誰がとるの?というワクワク感がなくなっていたレコ大ですが、2017年は違う。秋元康氏がプロデュースするアイドルグループによる大賞争いは必見です。最有力候補はミリオンセラーを記録した乃木坂46の『インフルエンサー』でしょう。もしとれば先輩グループのAKB48を追い抜いたことになる。大注目です」

 富澤氏が大晦日、本誌・女性セブン読者に紅白以上におすすめするというのがテレビ東京系『年忘れにっぽんの歌』だ。石川さゆり、坂本冬美、細川たかしなど、演歌界の超大物が勢揃い。しかも2017年は2013年の紅白卒業以来、年末特番出演を控えていた北島三郎が、久しぶりに“大晦日”に帰ってくる。

「紅白に出ている歌手が誰だかわからないという世代にはぴったり。50回記念大会ということもあって3年ぶりにゴールデン枠に復活し6時間ぶっ続けで放送するという圧巻の内容です。高齢の視聴者を気遣って16時スタートというのもテレ東らしい(笑い)」(富澤氏)

※女性セブン2018年1月1日号

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
漫画家・柳井嵩の母親・登美子役を演じる松嶋菜々子/(C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
松嶋菜々子、朝ドラ『あんぱん』の母親役に高いモチベーション 脚本は出世作『やまとなでしこ』の中園ミホ氏“闇を感じさせる役”は真骨頂
週刊ポスト
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト