大阪・西天満の一角に暖簾を掲げる鮨店『美菜月』。ミシュラン一つ星の店主・崎貴之さんは、まかないと聞くと修業時代を思い出すという。
「すし屋は酢飯が残るので、ライスコロッケをおかずにケチャップライスを食べていました。あの頃食べ過ぎたので、もうライスコロッケは勘弁です(笑い)」
仕込みで忙しいため、まかないは速く作って速く食べられるものがほとんど。親子丼や余ったネタの端で作るづけ丼、冬は鍋が定番だ。
「手早く簡単にといっても、材料の特徴を生かし、プロならではの技でしっかりと作るので、どれもおいしいものができますよ」
■鮨 美菜月
住所:大阪府大阪市北区西天満2-10-9
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜日・祝日
■美菜月の『きのこ鍋』
材料 (2人分)
しいたけ・しめじ・エリンギ・まいたけ・えのきたけ・万能ねぎ・薄切りの豚肉・豆腐・ぽん酢・水…各適量
作り方
【1】しいたけ、しめじ、エリンギ、まいたけは石づきを取って食べやすい大きさに割き、鍋に入れる。
【2】ひたひたの水を入れ、ふたをして弱火で30~40分火にかける。
【3】豆腐はひと口大、万能ねぎは5cmの長さに切り、えのきたけは石づきを取って食べやすい大きさに割いておく。
【4】薄切りの豚肉と【3】を【2】に加えて、火が通ったら、ぽん酢につけて食べる。
※女性セブン2018年1月4・11日号