芸能

真矢ミキ 「年明けの瞬間は日本に生まれた喜びの一つ」

新年の願いを語る真矢ミキ

 近づいてきた年明けへのカウントダウン。情報番組『ビビット』(TBS系)のMCなどを務める元宝塚のトップスター真矢ミキさんが、年越しについて語る。

 * * *
 10、9、8、7……3、2、1、Bonne annee!(フランス語であけましておめでとう!)

 フランス・パリ、凱旋門へと続くシャンゼリゼ通りの大晦日は、キスをする男女、ハグする仲間達、シャンパンを飲み盛り上がる大人達と、群衆がひしめき合い、お祭り騒ぎだ。

 2007年、初めてお正月を海外で過ごした。食事はエッフェル塔の絶景レストラン『58 トゥール・エッフェル』。なんと森田恭通さん、大地真央さんご夫妻が予約してくださったのだ(感謝感激!)。塔から眺めるパリの夜景に、2007年のラストデイは心底酔いしれた。

 道の両側に並ぶ木々はイルミネーションで燦然と輝き、その先にあるノートルダム大聖堂、オペラ座、丘にそびえるサクレ・クール寺院といった歴史ある建物が照らされ、闇に浮かび上がっている。

 なんてロマンチックなんだろう…今も時々思い出しては、甘いため息をついている。毎年、年末年始は、実家でつつましやかに過ごすのが常だった私。まさしくザッツ昭和である。

“大掃除をしないと新年が来ない”と、教育されて育ったものだから、部屋の床掃除から窓のサッシ、靴までぴかぴかに磨き上げて新年に備えた。

 紅白歌合戦が終盤に近づいてくると、年が終わってしまう寂しさと、新たな年がやってくる高揚感がないまぜになって、そわそわと落ち着かない。それに見たいTVが目白押しだから、私の大晦日は毎年、除夜の鐘が近くなると、残した掃除したいは、紅白見たいは、お風呂入りたいは、お蕎麦食べなさいと母の声が響くはで、どれを選択すべきかせめぎ合っていた。

 ほんと毎年学ばないなぁ…と自分に嫌気がさしながらも、「○○○○年…△△△△△は嬉しかったです、ありがとうございます。そして、今年もマメになれませんでしたスミマセン…」。なんて一人、部屋にこもって、何処に向かって報告してるのか自分でもわからないけど、今年の総まとめを手を合わせながらしたり。

関連キーワード

関連記事

トピックス

会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン
大谷夫妻の第1子誕生から1ヶ月(AFP=時事)
《母乳かミルクか論争》大谷翔平の妻・真美子さんが直面か 日本よりも過敏なロスの根強い“母乳信仰”
NEWSポストセブン
麻薬の「運び屋」として利用されていたネコが保護された(時事通信フォト)
“麻薬を運ぶネコ” 刑務所の塀の上で保護 胴体にマリファナとコカインが巻きつけられ…囚人に“差し入れ”するところだった《中米・コスタリカ》
NEWSポストセブン
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
〈ちゅーしたら魔法かかるかも?〉被害女性が告白する有名ホストクラブの“恐ろしい色恋営業”【行政処分の対象となった悪質ホストの手練手管とは】
NEWSポストセブン
公務のたびにファッションが注目される雅子さま(撮影/JMPA)
《ジャケットから着物まで》皇后雅子さまのすべての装いに“雅子さまらしさ“がある理由  「ブルー」や小物使い、パンツルックに見るファッションセンス
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん(2025年5月)
《英才教育》小室眞子さんと小室圭さん、コネチカット州背景に“2人だけの力で”子どもを育てる覚悟
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
【ステーキの焼き方に一家言】産後の小室眞子さんを支えるパパ・小室圭さんの“自慢の手料理”とは 「20年以上お弁当手作り」母・佳代さんの“食育”の影響
NEWSポストセブン