2017年は大活躍だった内村光良(53才)。MCを務める『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の8週連続視聴率20%超に始まり、声優としてハリウッド映画挑戦、「理想の上司」アンケート第1位。そして大晦日は『NHK紅白歌合戦』での総合司会をつとめ上げた。“時代の寵児”となった内村光良の魅力とは? 超大物芸人なのに、どこか親近感を覚えてしまうウッチャンの魅力を芸人仲間の関根勤(64才)と土田晃之(45才)が語る。
──1980年代後半に台頭したとんねるず、ダウンタウン、そしてウッチャンナンチャンら「お笑い第三世代」。2018年3月で『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の終了が発表されるなど、時代は移り変わっている。
土田:ぼくが中学生のときに憧れていたのはとんねるずさん。『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)を見て、カッケーな!って。ダウンタウンさんは松本(人志)さんのセンスはスゴいし、浜田(雅功)さんのツッコミ。浜田さんに頭叩かれたくて、初共演の時はボケましたから。あのときはめちゃくちゃ嬉しかった。
関根:でも、ウンナンはフツーっぽかった。特にウッチャンは目立っていなかった。ジャッキー・チェンに似てるなっていう印象(笑い)。でも、いつの間にかウッチャンおもしろいなってなってた。
土田:最近、ウンナンさんが一緒にテレビに出る機会は少なくなっているけど、内村さんと話していると、普通に南原(清隆)さんの話出てくるから、仲は悪くないんだなって。
関根:あの2人の化学反応たまには見たいよね。それにナンチャンもよく笑うよね。
土田:そうだ! 南原さんも笑ってくれる人ですよね。今は根本的にやりたいことがちょっと違う方向なのかなとは思いますけど、やっぱり2人揃っているところも見たいですよね。
──同世代でもう1人忘れてはならないのが出川哲朗だろう。ウンナンと出川が専門学校時代の同級生だったのは有名な話。大ブレークした親友を内村はどんな思いで見つめているのか。
関根:「抱かれたくない男」「嫌いな男」など、タイトルを総ナメにしてきた哲ちゃん。七冠の羽生(善治)さんどころの話じゃなかったのに、今じゃ中高生が憧れる芸人!