芸能

名ドラマが名曲を生む方程式は崩壊 だが主題歌ますます重要に

星野源の『恋』が好きな主題歌1位に

 失恋したときに自分を重ね合わせて見ていたドラマや、仕事でつらかった時に元気をもらったあのドラマの主題歌を「ふふふん~」と無意識に鼻歌交じりに歌っちゃうこと、ないですか? 今回は特別企画として女性セブンがドラマ好き女性1000人に人生史上いちばん好きな主題歌を緊急アンケート!!

 ランキング1位~10位は以下の通り。(順位/ドラマ名/歌手名/曲名/票数)

1位:『逃げるは恥だか役に立つ』(2016)/星野源/『恋』/67
2位:『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』(2008、2010、2017)/Mr.Children/『HANABI』/43
3位:『愛していると言ってくれ』(1995)/DREAMS COME TRUE/『LOVE LOVE LOVE』/35
4位:『あさが来た』(2015)/AKB48/『365日の紙飛行機』/30
5位:『東京ラブストーリー』(1991)/小田和正『ラブ・ストーリーは突然に』/27
6位:『101回目のプロポーズ』(1991)/CHAGE&ASKA/『SAY YES』/23
7位:『ロングバケーション』(1996)/久保田利伸 with Naomi Campbell/『LA・LA・LA LOVE SONG』/22
8位:『やまとなでしこ』(2000)/MISIA/『Everything』/20
9位:『3年B組金八先生』(1979)/海援隊/『贈る言葉』/19
10位:『ひよっこ』(2017)/桑田佳祐/『若い広場』/18

 実際、本誌は50位までを集計したが、ランキングの4位に入った『365日の紙飛行機』(AKB48)をはじめ、『若い広場』(桑田佳祐・10位)、『明日はどこから』(松たか子・14位)、『麦の唄』(中島みゆき・48位)…とNHK連続テレビ小説の主題歌が多数ランクインしているのも印象的だ。

「『とと姉ちゃん』の放送中、大好きな祖母が亡くなったことがあって。主題歌『花束を君に』(宇多田ヒカル・27位)を聴くたびに、祖母への思いもよみがえってくるんです」(54才・主婦・京都府)

 だが、かつては「朝ドラ」の主題歌は歌声が入らない楽曲──インストゥルメンタルが主流だった。ドラマ評論家の成馬零一さんはこう語る。

「初めて朝ドラ主題歌に歌声が入ったのは、主演の榎木孝明と芹洋子が主題歌を歌った1984年放送の『ロマンス』ですが、朝ドラ主題歌の歴史を切り開いたのは、石田ひかり主演『ひらり』(1992年)のDREAMS COME TRUEの『晴れたらいいね』でしょう。

 人気絶頂だったドリカムが朝ドラの主題歌を担当すると大きな話題を呼び、その後の人気アーティスト起用の火付け役となりました」

 ただし、近年の大ヒット朝ドラにもインストゥルメンタルのものもある。あの「タンタンタンタン」の名調子で始まる『あまちゃん』の主題歌は記憶に新しい。ドラマの舞台、そして被災地でもある岩手で暮らす65才の主婦はこう笑顔を見せる。

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