芸能

稲垣、草なぎ、香取の新年「27分間の生放送」は面白かった

新年は草なぎくんの叫び声とともにやってきた(イラスト/ヨシムラヒロム)

 ジャニーズファンの年越しといえば、カウコンこと『ジャニーズカウントダウンライブ』と言われているが、このイベント開始当初のコンセプトが若手中心だったこともあり、SMAPファンは他の年越しイベントへの出演情報を探すか、カウコンに個々のメンバーがゲスト出演する様子を楽しむだけだった。だが、2017から2018年の年越しは違った。SMAP元メンバーでジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人と、現在はオートレーサーの元メンバー、森且行も電話で登場した楽しい新年あけましての生番組がAbemaTVで放送されたのだ。イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、同番組を見ながら新年を迎えてみた。

 * * *
 2017年11月2日から5日までの72時間、AbemaTVで生放送された『稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます72時間ホンネテレビ』は大きな話題を呼んだ。

 そんな、AbemaTVと新しい地図のコラボレーションがナント! 2018年元旦に復活。

 1月1日の午前0時45分~午前1時12分、AbemaSPECIALチャンネルで『27Hunホンノちょっとテレビ』が生放送された。

 27分間という限られた時間内で、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が「〇〇始め」に挑戦。3人は出演者兼カメラマン、自撮り棒につけられた1台のカメラからの生放送である。

 派手さが全くない質素な画面は、まるでホームビデオ。しかし、演出がないゆえに覗く3人の素顔が良かった。

 右下にある「27:00」のカウンターが減るなか、まず挑戦したのは「SNS初め」

 インターネット上に自らの顔写真をアップする3人、一昔前では想像もできないシーンだ。

 長年縛られた末に、自由を勝ち取った3人の笑顔。「眼福」と頷いたファンも多いだろう。

 続けて行われたのが、お正月定番の「書き初め」

 2018年の抱負をそれぞれが記した。

 まず、書き終えた草なぎ剛の半紙には「旨味」の2文字。「新しい地図を描きつつ、新しい味を表現していきたい」と語る。

「字が汚くて申し訳ないんだけど……」と前置きしつつ、稲垣吾郎が書いたのは「出会い」。

「全ては出会いから始まるじゃないですか!」と力を込めた。

 そして香取慎吾は「笑」の一文字。

「今年は笑えて笑顔になれた!来年はさらに笑顔になりたい!」と宣言。

 新しい地図以降、見るからに元気になった香取慎吾だから響くメッセージ。ラッパーがよく使う「言葉の重み」を感じた。

 そして、みんな大好き森くんが登場したのが「電話初め」。

「3人でじゃんけんして、勝った人が電話かけようよ!」と香取慎吾の提案から始まった一幕。

 じゃんけんぽん!

関連記事

トピックス

打撃が絶好調すぎる大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平“打撃が絶好調すぎ”で浮上する「二刀流どうするか問題」 投手復活による打撃への影響に懸念“二刀流&ホームラン王”達成には7月半ばまでの活躍が重要
週刊ポスト
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
中国・エリート医師の乱倫行為は世界中のメディアが驚愕した(HPより、右の写真は現在削除済み)
《“度を超えた不倫”で中国共産党除名》同棲、妊娠、中絶…超エリート医師の妻が暴露した乱倫行為「感情がコントロールできず、麻酔をかけた患者を40分放置」
NEWSポストセブン
第75代横綱・大の里(写真/共同通信社)
大の里の強さをレジェンド名横綱たちと比較 恵まれた体格に加えて「北の湖の前進力+貴乃花の下半身」…前例にない“最強横綱”への道
週刊ポスト
地上波ドラマに本格復帰する女優・のん(時事通信フォト)
《『あまちゃん』から12年》TBS、NHK連続出演で“女優・のん”がついに地上波ドラマ本格復帰へ さらに高まる待望論と唯一の懸念 
NEWSポストセブン
『マモ』の愛称で知られる声優・宮野真守。「劇団ひまわり」が6月8日、退団を伝えた(本人SNSより)
《誕生日に発表》俳優・宮野真守が30年以上在籍の「劇団ひまわり」を退団、運営が契約満了伝える
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン