昨年のドラフト会議の最大の目玉だったのが清宮幸太郎(18)。高校通算111本塁打という記録を作った“怪物”は、7球団競合の奪い合いの末に日本ハム入りが決まったが、悩ましいのは育成法だ。
守備に難のある清宮だが、「栗山英樹・監督はDH起用はしない」(担当記者)とみられている。とはいえ、中田翔(28)が残留し、高校時代に守ったファーストには空きがない。
「栗山監督は周囲に『サード起用』をほのめかしています。昨季までサードを守ったレアード(30)をDHに回すプラン。肩に不安がある清宮にはアリゾナキャンプで猛練習が課されることになりそうですが、栗山監督は『同い年の早実の和泉(実)監督と話をしている。サードも守れると聞いた』と自信ありげ」(スポーツ紙デスク)
昨季Bクラスに沈んだチームは、仰天プランで活性化されるか。
※週刊ポスト2018年1月12・19日号