芸能

日テレ徳島えりかアナ 「ポストミトちゃん」として急浮上か

日テレ徳島アナが急浮上(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、ポスト水卜麻美アナを占う。

 * * *
 昨秋発表された『第14回 好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)で5年連続1位を獲得し、「殿堂入り」を果たした「ミトちゃん」こと日本テレビの水卜麻美アナ。

 ちなみに同調査の初回から5年連続で1位を獲得し、初代「殿堂入り」となったのはフジテレビの高島彩アナ(当時)。水卜アナは史上2人目の「殿堂入り」である。

 俳優で『くいしん坊!万才』(フジテレビ系)の2代目リポーターとしても人気を博した竜崎勝さん(故人)の長女で、フジテレビ入社時から「アヤパン」として視聴者に愛され、同局のメイン番組の大半を担当しながら華やかにステップアップしてきた高島アナと、入社直後に担当した『ヒルナンデス!』での「大食い」や「ぽっちゃり体型」がウケて人気を上げてきた水卜アナとはタイプが大きく異なる。

 が、局アナとして立場をわきまえ、職務を全うするところや、アナウンス能力の高さという点で実は二人には共通点がある。結局のところ、「学生時代からタレント活動をしていた」「読者モデルだった」といったプロフィールは、その後のアナウンサー生活にはあまり威力がなく、「タレントやモデル並みにカワイイ」という“見た目”だけで視聴者の支持は得られない。『第14回~』でベストテンに入った女子アナを見ても、その傾向は、より顕著になってきている。

 恐らく、タレントとかモデルとして付けてきた“筋肉”は、アナウンサーとして使えるものではなく、女子アナに必要なそれは、別の部分ということなのだろう。

 水卜アナが「殿堂入り」することは、2016年の『第13回~』で彼女が1位になったときから、ほぼ予想されており、日テレ局内では、プロデューサー陣らから「ウチには、水卜の次がいない」と心配する声が聞かれたものである。

 が、ここにきて、徳島えりかアナが「ポスト水卜ちゃん」として急浮上している。二人の入社年は一年違い。水卜アナが2010年で徳島アナが2011年で、実は二人は、ここ数年、日テレ女子アナのツートップだったのだ

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン