昨年はCS出場を逃す屈辱のシーズンを送った巨人。オフには中日から昨季のホームラン王・ゲレーロ(31)を2年8億円で獲得したが、打率.279、35本塁打、86打点を記録した大砲には不安なデータがある。
「ゲレーロが“お得意様”にしていたのはぶっちぎり最下位のヤクルト(打率.333)と、巨人(同.301)の2球団。逆に、巨人が昨季7勝18敗とカモにされた広島を相手にした時は打率.241。しかも、得点圏打率.258は、マギー(35、得点圏打率.350)や阿部慎之介(38、同.309)に遠く及びません」(巨人番記者)
FA選手3人を獲得した昨オフの「30億円補強」が大失敗に終わった悪夢が甦る。
※週刊ポスト2018年1月12・19日号