急転直下、『NHK紅白歌合戦』に出場した安室奈美恵(40才)だが、デビュー26周年記念日となる9月16日での引退が決まっている。
ラストツアーとなる5大ドームツアー(2~6月)のチケットは先行予約の抽選に応募が殺到し、大争奪戦となっている。
「全17公演、75万人を動員予定のところ、すでに320万件の応募が来ています。昨年11月にリリースしたアルバムの売り上げは160万枚を突破しており、もはや『引退』が社会現象になっている」(音楽関係者)
特筆すべきは、その客層にあるという。
「アラフォーの女性が非常に多い。もともと安室さんのコンサートは20代から上は50代まで幅広いことが特徴でしたが、今回は彼女と共に年齢を重ねてきた“元祖アムラー”たちが大集結している印象です。最後の姿だけは絶対に見たい、という強い意志の表れなのでしょう」(前出・音楽関係者)
それだけに、安室の引退発表は多くの“アムロス”を生んでおり、大ファンを公言してきた木下優樹菜(30才)や近藤春菜(34才)、イモトアヤコ(31才)ら芸能人も、SNSやテレビ番組で沈痛のコメントを出した。
往年のファンの中には、引退に合わせて安室の過去のアルバムをすべてオリコンチャートに入れるべく購入運動をしようとする動きもあるというが、さらに強烈な“安室愛”を見せるファンがこう語る。
「引退日の9月16日は、ミニスカに厚底のロングブーツ、細眉で茶髪のロングヘアという“ザ・アムラー”のファッションで、渋谷に安室詣をしようという計画があるんです。そしてレコード店で安室のCDを買いまくろうって、ファン仲間と話しています。当日はアラフォーのアムラーが数千人単位で渋谷を闊歩するという、すごい絵が見られるかもしれません(笑い)」
いろんな意味で、歴史的な日になりそうだ。
※女性セブン2018年1月18・25日号