「女帝」「美女鳥」……今、韓国でこう絶賛されている日本人アスリートがいる。平昌五輪のスキー・ジャンプ女子で金メダル有力候補の高梨沙羅(21)だ。
「前回のソチ五輪期間中、韓国の大手紙が『キム・ヨナを脅かすルックス』として紹介したのがきっかけで注目を浴びるようになりました。去年から人気に拍車がかかり、韓国メディアがこぞって彼女を取り上げるようになったのです」(韓国紙記者)
高梨は20歳を迎えた去年頃から美へのこだわりが強くなり、日本でも「可愛くなった」と話題を呼んだ。韓国では、そのメイク法に注目が集まっている。
「『オルチャンメイク』と呼ばれる韓国で大人気のメイクに似ているからです。オルチャンとは韓国語で“顔が最高”を意味し、太い平行眉や濃いアイライン、プクッとした涙袋などが特徴。高梨さんがこのメイクが理想とする顔立ちになってきたことから、彼女が注目されるようになった」(前出・記者)
最近では「親がコンビニを経営している」といった“プライベート情報”までが報じられるほど高梨人気が高まっているが、複雑な思いを抱いている韓国人もいるという。
「韓国の女子ジャンプ界にはこれまでに有力な選手がいませんでしたが、平昌五輪には韓国人として初めてパク・ギュリム選手が出場する。本来なら国を挙げて彼女を応援すべきなのに、高梨のほうが人気が高くて……」(前出・記者)
ビジュアル面でのK(カワイイ)点越えは確実。
※週刊ポスト2018年1月12・19日号