戌年の2018年。愛犬家にとっては特に「ワン」ダフルな1年になりそうだ。歌手や女優として活躍する森尾由美が、愛犬・オレオとの“運命の出会い”について語った。
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オレオと出会ったのは、急に雨が降ってきた昼下がり。傘がなく、長女と雨宿りがてらに入ったペットショップの最も奥にいたのが生後約2か月のオレオでした。犬を飼うつもりはなかったのですが、長女が「あの日会ったのは運命」と今でも言うので、ご縁があったのでしょうね。
夫は仕事の拠点をアメリカに置いて日本と行き来しているため、わが家は、私、社会人の長女、大学生の次女、“三女”のオレオと、女性だけで過ごす時間が多いです。オレオは内弁慶でツンデレ。外ではお行儀よくても、家ではきかん坊です。娘たちは「ママも含めて私たちみんな気が強いから、うちの家系だね」って言っています(笑い)。そんなオレオを、夫はまるで孫のようにかわいがっています。
オレオがいなかったら、私は今ほどご近所付き合いができていなかったでしょうね。犬と散歩することで挨拶や会話の機会が増え、地域の方との交流が広がっています。オレオのおかげですね。
【プロフィール】もりお・ゆみ/1966年6月8日生まれ。埼玉県出身。高校在学中の19082年、テレビドラマ出演で芸能界デビュー。歌手や女優、声優、タレントとして幅広く活躍。現在、『はやく起きた朝は……』(フジテレビ系)などにレギュラー出演中。
●オレオ(ミニチュアシュナウザー、メス、3歳)/ボール遊び、サツマイモなどが大好き。「火の用心」の夜回りの拍子木の音が聞こえてくると、尻尾を振って喜ぶ。
◆撮影/田中智久
※週刊ポスト2018年1月12・19日号